中国のホテルの部屋は、三種類に分かれます。
日本のシングルにあたる「単人房」、ツインに当たる「双人房」、そしてドミトリーの「多人房」です。
中国のホテルは基本的にフロントに値段が表示されていますが、あれは中国語かしゃべれない方や、値切ることに興味のない方用の値段で、交渉次第ではその値段の半額程度にはなります。言葉のできる方と行動をともにすると、滞在費用が半額くらいになる国です。
ここからが本題です。汚い話ですので嫌な方はここまででおやめ下さい。
ブログにたびたび出てくる雲南省シーサンパンナは、昆明からバスで24時間かかります。寝台バスですので途中は食事とトイレの休憩だけで、ずっと走り続けます。
食事の場所も決まっております。定食屋みたいなところに行き、各自で食事をします。
事件はそのあとに起きました。
トイレを済ませてバスに戻れという掛け声とともに、乗客が一斉に店の裏のトイレに行きました。我々もそれに続いて裏に行ってみました。
トイレはドミトリーでした。
十畳ほどあろうかという原っぱのくぼみに、平均台程の幅の板が平行に、何本も並んでいるだけの空間でした。仕切りはなく、皆さんそれぞれ自由な位置取りで、あるものはメッカの方向を向き、あるものは人と向かい合うように用を足されていました。
自由の国アメリカならともかく、自由にもほどがある中国。ホテルもドミトリーならトイレもドミトリー。私が中国で出会ったトイレの中で一番すごかった思い出です。誤解なきよう申し添えておきますが、男女の区別はあったような気がします。はっきり覚えているわけではありませんが、そこの区別というのは中国は以外と厳しい国ですから。
中国は温泉もありますが、温泉は個室のはずです。
他人とは、トイレは良くても一緒に風呂なんか入りたくないと考えるようです。

