上海の有名な杏花楼の広州式月餅の五仁餡(さまざまなナッツの入った餡)です。
ナッツの香ばしさの混じって豚の脂の砂糖漬けがジャリっと、油がジュワっと、夜中に食べたのですが、胃のあたりがかなり苦しい月餅でした。よその食文化を非難すべきではないことはわかっていますが、甘いものに油を入れるセンスは不愉快、いや「いい意味で不愉快」でいいでしょうか。
もうすぐ中秋節ですね。中国ではご存知の通り月餅を食べます。月餅は蘇州式、北京式、広州式、福建式とあるそうで、私は蘇州と広州しか食べたことがありません。上海に行った時、蘇州式の月餅がよく売られてたのは近いからでしょうか。極端に言うと甘い餡をクッキー生地と日本の饅頭生地の間のようなもので包んだものが広州式、豚肉の塩味餡をパイ生地で包んだものが蘇州式です。
私は二年前から蘇州式の月餅を広めようとこの時期に出していたのですが、月餅自体の知名度が低いうえに蘇州式ですので、あまり人気ではありませんでした。調理師が食べると作りを見てくれるので、一個一個層になるように伸ばした皮がいいと言ってくれたものです。蘇州の本物は層が出ないパイですが、それでは脂っこくなるので層を表に出して脂を外に逃がすやり方で作っております。
今年はたぶんやらないですが、個人的に好きなメニューですので全然関係のない時期に中国風ミートパイとしてメニューに載ると思います。あれば食べてみてください。
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なので、豚肉が入っているのを食べたら、脳がパニックになると思います。
中国風ミートパイvrと書いてあるのは、うれしいです。
月餅というのは日本では広州式しかメジャーではないので、蘇州式を見ても月餅とは認識せず、ただの一口ミートパイというふうに考えると思います。
月餅を買ってくるなんてハイカラなおばあちゃんだったのですね。21日が十五夜ですので、家族で月餅を食べて、家族団欒を演出してください。
「偽りの家族団欒、夫の月餅に何が」
この話はもういいですか。