最近知り合いに聞いて調理師の若手の求めている条件を知りました。
@そこそこの給料で
A労働時間短く
B休みが多く
C簡単な仕事で
D楽しい職場
だそうです。@からBまではうちはレストラン関係のなかでは該当するはずですが、技術職をしていて簡単な仕事を求める気持ちはわかりません。
外国料理をやっていてその国の調理師に負けないためには、その国の調理師以上の向上心をもってやらないと駄目です。相手は生まれた土地なので文化の理解は必ず負けていることを前提として、いかに理解してやっていくか常に考えています。文化、歴史、語学などはすべて料理を作る上で必要なことですので、人生をかけてやったとしても到底追いつけない部分ありますが、それでもするのが調理師の在り方ではないでしょうか。
簡単な仕事ですが。